明治8年創業の醤油、味噌醸造の蔵

創業当時に建設された当時の蔵で現在も醤油味噌の製造をしています。写真に写っている蔵は当時は穀物の受け入れ場所でここで搬入して次の工程へ移っていきました。もともとは本家である森酒造場が隣接地にあったため酒造製造用の原料米の貯蔵施設を移築して使用した建物です。  


創業当時は酢の醸造と煙草の製造を祖業としておりました。

その後明治37年にタバコの製造が官営事業とされたためにタバコ製造業の廃業を余儀なくされ新規事業としてそれまで少量を製造していた醤油製造を新規事業として立ち上げました。

それからほどなく味噌の製造を始め、第2次大戦後にもろみ納豆の製造を商業化して現在に至ります。

醤油製造当時から現存する木桶(6尺桶)で現在でも12本現存しています。

この場所は現在の事務所の2階部分で明治時代の米蔵の建築物の構造が見られます。

昭和の時代まではこの場所は住居として使われていて天井が取り付けられていたためその存在は先代も記憶に無く大規模修繕を行うため天井を撤去した時にこの梁を確認し、明治時代に住居に改装して以降初めてその存在がわかりました。

現在ではこのような原材料は入手困難と言われていますのでできるだけ保存していきたいです。

〇オンラインストア

〇自作の半自動洗米機の映像

洗米機の部分は市販品でフレームや米袋の転倒部分は自作で、エアシリンダーで稼働するようになってます。30kgの洗米に約3分位の所要時間です。